じゃが(読み)ジャガ

デジタル大辞泉 「じゃが」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐が[接]

[接]助動詞「じゃ」+接続助詞「が」から》先に述べた内容対立する事柄を述べる文を導く。だが。しかし。「打つ手はあった。じゃがもう遅い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じゃが」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐が ぢゃ‥

接続〙 (助動詞「じゃ」に接続助詞「が」の付いたものが自立語化したもの) 先行の事柄に対して、後続の事柄が反対・対立の関係にあることを示す。逆接。だが。しかし。
史記抄(1477)五「始皇の事は其威勢あることちゃほとに一代はなんとせうそ。ちゃか、二世の其林は足もとまてもよらいて」
浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)六「我が身此処(ここ)を動きやんな。ぢゃがおれはつつと入(はい)ろうか、頼ませうといはうかと」

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