イトカワ

デジタル大辞泉 「イトカワ」の意味・読み・例文・類語

いと‐かわ〔‐かは〕【イトカワ/糸川】

地球から約3億キロ離れた距離に位置する、太陽系小惑星。長径約540メートルで、海面に浮かぶラッコのような形。平成17年(2005)に日本の小惑星探査機はやぶさ到達。岩石質の微粒子を採取して帰還した。
[補説]名称は「日本のロケット開発の父」とよばれる工学者糸川英夫由来。1998年に米国マサチューセッツ工科大の研究チームによって発見されたが、はやぶさの探査対象となったことから、宇宙科学研究所が発見者に依頼し、2003年にイトカワと命名された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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