オリンピア祭(読み)オリンピアサイ

デジタル大辞泉 「オリンピア祭」の意味・読み・例文・類語

オリンピア‐さい【オリンピア祭】

オリンピアで4年ごとの夏に開催された、ゼウスにささげる祭典。前776年からローマ皇帝勅令で廃止される393年まで293回続き、各種の競技が行われた。この期間中は、全ギリシャの戦争休戦となった。→オリンピック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「オリンピア祭」の意味・読み・例文・類語

オリンピア‐さい【オリンピア祭】

〘名〙 古代ギリシア時代、ペロポネソス半島のオリンピアで、主神ゼウスのために四年に一度開かれた祭典。陸上競技ほか悲劇上演音楽絵画の競技なども行なわれ、その期間は戦争中であっても休戦して開催された。紀元前七七六年に始まり、三九三年に廃止された。オリンピア。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android