ニッポンヨコエビ(英語表記)Rivulogammarus nipponensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニッポンヨコエビ」の意味・わかりやすい解説

ニッポンヨコエビ
Rivulogammarus nipponensis

軟甲綱端脚目ヨコエビ科(→ヨコエビ)。体長 1cm。体は淡黄色ないし淡褐色。本州九州各地の川や湖の石の下などに生息する。北海道から九州まで分布するアンナンデールヨコエビ Anisogammarus annandalei とともに淡水産ヨコエビ類の代表種である。淡水産ヨコエビ類は雄の第2胸脚,尾節板,第3尾肢の形態によって種を区別する。いずれも,淡水魚類(→淡水魚)やサンショウウオ類の重要な餌である。(→甲殻類節足動物端脚類軟甲類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android