サンショウウオ類(読み)サンショウウオるい(その他表記)Caudata; salamander

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンショウウオ類」の意味・わかりやすい解説

サンショウウオ類
サンショウウオるい
Caudata; salamander

両生綱サンショウウオ目に属する動物の総称有尾類ともいい,イモリやサンショウウオの仲間を含む。体は細長いトカゲ形で,完全に成熟しても尾がなくなることはなく,四肢原則としてよく発達している。例外的に後肢の退化した種はあるが,前肢のなくなることはない。また,前肢に比べて後肢が著しく大きくなることもない。産卵は淡水中で行われ,幼生も水中で生活し,3対の外鰓呼吸するが,成熟すると変態して多くは外鰓を失い,肺と皮膚とで呼吸をするようになる。しかし肺を欠く種類も多く,一生を水中で過して外鰓を失わないものもある。8科 200種余から成り,アジアやヨーロッパ,北アメリカなど北半球の温帯地方に広く分布し,北アメリカには特に種類が多い。南アメリカにも分布するが,その数は非常に少い。日本には3科 15種ほどを産し,オオサンショウウオ以外は成体が陸上生活をする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 平山

最新 地学事典 「サンショウウオ類」の解説

サンショウウオるい
サンショウウオ類

学◆Caudata, Urodela 英◆salamanders

両生類の一目で有尾類とも。ジュラ紀後期に出現し,9科350種が現生胴体は長く,尾もよく発達。ほとんどの場合,四肢は前後ともほぼ同大。多くは体内受精,卵生だが一部は卵胎生アホロートルのように幼形成熟するものもある。アメリカサンショウウオ科では肺が退化し,皮膚呼吸のみ行う。西日本に生息するオオサンショウウオは体長1.2mで,世界最大の現生両生類。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む