ノルディック図法(読み)ノルディックずほう(英語表記)nordic projection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルディック図法」の意味・わかりやすい解説

ノルディック図法
ノルディックずほう
nordic projection

地図投影法一種で,斜軸のハンメル図法北緯 45°,経度0°の点を極とするもので,中央経線対称軸とし,外周となる楕円の左右対称の位置に南極大陸半分ずつ現れる。イギリスの A.ディロウェイが 1945年に,また同じく D.メイリンクが 62年に発表した。この名称は J.バーソロミューの 51年の命名で,その後バーソロミュー地図帳に多く用いられてきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android