ホナガソウ(穂長草)(読み)ホナガソウ(英語表記)Stachytarpheta jamaicensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホナガソウ(穂長草)」の意味・わかりやすい解説

ホナガソウ(穂長草)
ホナガソウ
Stachytarpheta jamaicensis

クマツヅラ科多年草原産中南米とされるが,世界の熱帯域に広く雑草化しており,日本でも琉球列島小笠原諸島に帰化している。茎は緑色で直立し高さ 1mあまり,4本の稜があって角張り,基部は木質化する。葉は短い柄があって対生し,卵円形で長さ3~10cm,縁に鋸歯が目立ち全体はシソ (紫蘇)の葉を細めにした感じである。葉柄両側にひれ状の翼があるのが特徴。春から秋にかけて,枝先に長い花穂を伸ばし,多数の小花を基部から先端へ向って順次開く。花冠は青紫色,漏斗形で,上端部は5裂して平開し,直径5~7mm。ホナガソウあるいはナガボソウの名はこの長大な花穂をさしたものである。

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