モルダウ

デジタル大辞泉 「モルダウ」の意味・読み・例文・類語

モルダウ(〈ドイツ〉Moldau)

スメタナの連作交響詩わが祖国」第2曲のドイツ語名。ホ短調。1874年作曲。ブルタバ川モルダウ川)の源流からエルベ川に合流するまでの情景を描いた作品。同交響詩中、もっとも広く知られる。チェコ語名はブルタバ

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精選版 日本国語大辞典 「モルダウ」の意味・読み・例文・類語

モルダウ

(Moldau)
[一] チェコ西部、ボヘミア地方を流れるブルタバ(Vltava)川のドイツ語名。オーストリアとの国境山地に源を発し、北流してプラハを流れ、エルベ川に合流する。全長四三五キロメートル。
[二] 交響詩。スメタナ作曲の連作交響詩「わが祖国」全六曲の第二曲で、最も著名な曲。(一)が源を発してエルベ川に合流するまでを音楽で描いたもの。

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デジタル大辞泉プラス 「モルダウ」の解説

モルダウ

チェコの作曲家ベドルジハ・スメタナの交響詩(1874)。原題《Vltava》。連作交響詩『わが祖国』の第2曲のドイツ語名。ヴルタヴァ川(モルダウ川)の源流からエルベ川に合流するまでの情景を描いた作品。

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