ロンドンのセントポール大聖堂(読み)ロンドンのセントポールだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ロンドンのセントポールだいせいどう【ロンドンのセントポール大聖堂】

イギリスの首都ロンドンの金融街シティ(City of London)にある、イギリス国教会の大聖堂。◇セントポール大聖堂は604年に建設されたが、その後再建が繰り返された。現在の大ドーム正面に2つの塔を持つバロック様式の建物は、1666年のロンドン大火後の1668年に再建が始まり、1710年に完成した。建築家クリストファーレンの傑作といわれている。階段を使って地上85mのドームの上の塔の付け根の部分まで登ることができ、ロンドン市街を一望できる。地下納骨堂には、ウィンストン・チャーチル、ホレーショ・ネルソンなどが葬られているほか、1981年にチャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚式が行われたところとしても知られる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android