精選版 日本国語大辞典 「ドーム」の意味・読み・例文・類語
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…屋根あるいはその一部として建築物をおおう半球形ないしそれに類似した凸状の構造。クーポラcùpola(イタリア語),円蓋(えんがい)ともいう。基部は円,楕円,方形,多角形等の形状をとり,鉛直中心軸のまわりに対称性をもつ場合が多い。半球形,尖頭形,葱花形,傘形,カボチャ形などその形態は多様であり,頂部に多くランタン(頂塔)をのせる。ラテン語のドムスdomus(家)を語源とし,ドムス・デイDomus Deiすなわち〈神の家〉としての教会堂(イタリア語ではこの語義が残り,大聖堂がドゥオモduomoと呼ばれる。…
…建物の構造の一部は,しばしば装飾単位に変形して壁面を覆い隠す。例えば,一つのアーチが複数の小アーチに分解されたり(コルドバのモスクの二重多弁形アーチ),あるいは正方形プランの広間の壁体からドームへ移行する四隅の部分に使われているスキンチ・アーチを小ニッチに変形させて装飾的なムカルナスmuqarnas(鍾乳石飾り)としたように,構造よりも装飾に,より重要な意味が与えられている。なお,建築素材は地域によって異なるが,概してイラン,イラク,中央アジアでは煉瓦としっくい,地中海沿岸地方やインドなどでは大理石その他の石材が使用されている。…
…しかし,集中式プランの教会堂を完成したのはビザンティン帝国で(ビザンティン美術),ラベンナなどに優れた遺例がある。メソポタミアのように建築用木材のない地方では,石,煉瓦でボールト天井を造る技術が古くから発達し,またドームは特別な象徴的意味をもつと考えられていた。集中式プランの墓廟,記念堂,洗礼堂にはすでにドームが用いられていたが,6世紀のビザンティン帝国ではバシリカ式教会堂にドームを積極的に組み合わせた。…
…このガウス曲率を用いると,シェルの形態は次のように分類することができる。(1)正のガウス曲率をもつシェル ドーム,球形シェル。(2)零のガウス曲率をもつシェル 筒形シェル,錐形シェル。…
…教会堂ともいう。聖堂のうち,司教座(カテドラcathedra)の置かれたものをとくに司教座聖堂または大聖堂と呼び,フランス語でカテドラルcathédrale,イタリア語でドゥオモduomo,ドイツ語でドームDomまたはミュンスターMünsterという。教会教会堂建築(2)日本で,孔子をまつった建物,すなわち孔子廟を聖堂(または聖廟)と呼ぶ。…
…以上の集中式およびバシリカ式の両者は,単にビザンティン社会だけでなく西ヨーロッパにも見られるが,4世紀以後はビザンティン特有の建築が発達していった。まずバシリカ式聖堂の身廊部を半円ボールトでおおう技法が小アジア(とくにアナトリア)で発達し,さらに円蓋(ドーム)をいただくバシリカ式建築も現れる。やがてバシリカ式がしだいにすてられて,発達した集中式構造であるギリシア十字形式プランが主流をしめるようになる。…
…方形に置かれた四つのアーチとその上に架構されたドームの下縁に挟まれた球面三角形の小間をさす。アーチ下端を結ぶ正方形を考えるならば,それに外接する円を底面にもつ半球面の一部となる。…
…本来は土,煉瓦,石,コンクリートなどで造ったものをいうが,木,布,ガラス,合成樹脂,金属などの軽い材料で造ったものも一般にボールトと呼ぶ。その基本的なものはトンネル・ボールト(バレル・ボールトbarrel vault)とドーム(円蓋(えんがい))で,前者はエジプトに紀元前1200年ごろのものがある。後者はそれよりも古くから知られ,またイグルー(エスキモーの雪の家),中近東や中央アフリカの農民住宅などにも見られる。…
※「ドーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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