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ネルソン Nelson, George

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネルソン
Nelson, George

[生]1908.5.29. コネティカットハートフォード
[没]1986.3.5. ニューヨーク,ニューヨーク
アメリカの工業デザイナー。エール大学で建築を学び,のちに室内デザイン,家具デザインに転じた。建築と工業デザインの総合化を目指した。 1947年以後,家具会社ハーマン・ミラーの委嘱により,単純な構造による一連の家具を制作。

ネルソン
Nelson, Horatio, Viscount Nelson

[生]1758.9.29. ノーフォーク,バーナムソープ
[没]1805.10.21. トラファルガル岬沖
イギリスの海軍軍人。 1770年海軍に入り,79年海軍大佐に進級,84年西インド諸島方面警備のフリゲートの指揮官となった。フランス革命政府に対するイギリスの開戦とともに,『アガメムノン』号の艦長となり,7年有余にわたり対フランス戦争に参加。ツーロン,コルシカの占領,サンビセンテ岬沖での大勝など,地中海の諸作戦において戦果をあげた。 98年8月1日のナイルの戦いの勝利で国家的英雄となり,男爵に叙せられた。 1803年イギリス,フランス間の戦争再開後,地中海艦隊司令長官となり,フランス艦隊をツーロン港に2年間封鎖した。 05年トラファルガルの戦いでフランスとスペインの連合艦隊を全滅させたが,そのとき旗艦『ビクトリー』号の後甲板を歩行中,敵艦『ルドゥタブル』号の狙撃兵に射撃され戦死した。しかし,この戦いの勝利はネルソンの名声を不朽のものとし,これによりイギリスは,強大な海軍力をもつ世界唯一の国として制海権を確保した。

ネルソン
Nelson, Leonard

[生]1882.7.11. ベルリン
[没]1927.10.29. ゲッティンゲン
ドイツの批判哲学者,新フリース学派創始者。批判的方法によって哲学の科学的基礎を確立し,哲学的倫理学と権利の哲学,およびそれらの教育,政治への適応を体系的に展開するのが彼の主要な課題で,そのためにフリースの批判哲学によった。雑誌『続フリース派論集』 (1904~18) を編集。主著『倫理学原理講義』 Vorlesungen über die Grundlagen der Ethik (17~32) ,『デモクラシーとリーダーシップ』 Demokratie und Führerschaft (20) ,『哲学の進歩と後退,ヒュームとカントからヘーゲルとフリースまで』 Fortschritte und Rückschritte der Philosophie; von Hume und Kant bis Hegel und Fries (62) 。

ネルソン
Nelson, Samuel

[生]1792.11.10. ニューヨークヘブロン
[没]1873.12.13. ニューヨーク,クーパーズタウン
アメリカの法律家。ニューヨーク州巡回裁判所判事 (1823~31) ,同州最高裁判所准判事 (31~37) ,同長官 (37~45) を経て,連邦最高裁判所准判事 (45~72) 。判決に政治を持込むことを避け,ドレッド・スコット判決の場合にも 1820年のミズーリ妥協有効性に関する論議に反対した。南北戦争中は連邦支持の保守派民主党員。 71年合同調査委員としてアラバマ号事件の解決にあたった。

ネルソン
Nelson, Thomas, Jr.

[生]1738.12.26. バージニア,ヨークタウン
[没]1789.1.4. バージニア,ハノーバー
アメリカの商人,政治家。アメリカ独立宣言署名者の一人。 1775~77年大陸会議代表。 81年 T.ジェファーソンの跡を継いでバージニア州知事となり,アメリカ独立戦争の遂行に私財をなげうって尽力した。

ネルソン
Nelson

カナダ,ブリティシュコロンビア州南東部の都市。バンクーバーの東約 440kmに位置する。付近一帯は,1867年に金鉱が発見されてから発展した。 1907年には,州内で最初に市営水力発電を行なった。農林業や鉱業が卓越する地方の行政やサービスの中心地で,ノートルダム大学 (1950) や職業学校もある。鉄道修理工場,製材所,運輸・通信施設なども立地する。人口 8760 (1991) 。

ネルソン
Nelson

ニュージーランドサウス島北部,タスマン湾に臨む都市。ネルソン・マールボロ地方の行政,商業の中心地。1842年ニュージーランド会社によって建設された。市名はイギリス海軍軍人ホレーショ・ネルソンにちなむ。気候は温暖で,保養地であるとともに,周辺では集約的な果樹,野菜の栽培が行なわれ,産業はこれらの農産物の加工が中心。漁業も盛ん。人口 4万6600(2012推計)。

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デジタル大辞泉の解説

ネルソン(Horatio Nelson)

[1758~1805]英国の海軍軍人。ナポレオン戦争中の1798年、ナイル河口アブキール湾にフランス艦隊を撃破。1805年、トラファルガー沖の海戦でフランス・スペイン連合艦隊を破ったが、その際に戦死。

ネルソン(nelson)

レスリングで、相手の背後または側面からわきの下に手を入れて、首を攻める技。フルネルソン・ハーフネルソンがある。首攻め。

ネルソン(Nelson)

ニュージーランド南島北部の港湾都市。タスマン湾奥に位置する。晴天率が高く、温暖な気候のため「太陽の町」とよばれる。周辺は果樹や野菜の栽培が盛ん。1850年創設のクライストチャーチ大聖堂、植民地時代の街並みを再現した歴史公園などがある。

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百科事典マイペディアの解説

ネルソン

英国の海軍軍人。アメリカ独立戦争に従軍。フランス革命戦争勃発(ぼっぱつ)後は各地を転戦し,右眼・右腕を失った。1798年にはアブキール湾の海戦でフランス艦隊を破った。
→関連項目アブキール湾の戦エジプト遠征ポーツマス(イギリス)

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デジタル大辞泉プラスの解説

ネルソン

Nelson》イギリス海軍の戦艦。ネルソン級のネームシップ。1925年進水、1927年就役の超弩級戦艦。第二次世界大戦中は、本国艦隊旗艦、地中海艦隊旗艦などをつとめ、ノルマンディー上陸作戦支援にも参加。1946年より練習艦となり、1948年に除籍、解体。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネルソン【Nelson】

ニュージーランド南島の北岸,タスマン湾に面した都市。人口4万7000(1991)。リンゴ,タバコ,ホップなどで知られる同島北部の農牧地帯の中心都市で,港湾・漁港がある。農産加工のほか,森林資源を背景とした製材や自動車組立てなどの工業が立地し,港から農産物,木材を輸出する。農業研究所がある。1842年イギリス人が入植,マオリ族との争いを経て,60年代にゴールドラッシュにより発展した。【谷内 達】

ネルソン【Horatio Nelson】

1758‐1805
イギリスの提督。ノーフォーク州生れ。12歳で海軍に入り,21歳で大佐・艦長に昇進。アメリカ独立戦争に際しては西インド諸島海域で奮戦した。1787年,フランシス・ニズベットと結婚し,5年間ほど予備役に編入されたが,93年,革命フランスとの間に戦端が開かれるや第一線に復帰し,以後ナポレオン戦争で赫々(かくかく)たる戦歴を記録した。彼の勇名をはせた海戦としては,スペイン艦隊を撃滅したセント・ビンセント岬沖の海戦(1797),フランス艦隊を撃破したナイル河口アブキール湾の海戦(1798),そして1805年のトラファルガーの海戦がよく知られている。

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大辞林 第三版の解説

ネルソン【nelson】

レスリングの技の一。相手の背後に回り、わきの下から後頭部に手をかけて首を攻めるもの。首固め。首攻め。

ネルソン【Horatio Nelson】

1758~1805) イギリスの海軍軍人。提督。1805年トラファルガー沖海戦でフランス・スペイン連合艦隊を撃滅。自身は戦死したがナポレオンのイギリス上陸の意図を挫折させた。

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世界大百科事典内のネルソンの言及

【トラファルガーの海戦】より

ナポレオン戦争の一転機となった歴史的な海戦。1805年10月21日,スペインの南西岸トラファルガルTrafalgar岬(英名トラファルガー岬)の沖合で,ネルソン提督率いるイギリス艦隊とビルヌーブ提督指揮するフランス・スペイン連合艦隊との間に戦われ,イギリス軍の大勝に終わった。この海戦の勝利により,イギリスはヨーロッパの制海権を確立し,ナポレオンのイギリス本土侵攻の野望を打ち砕いた。…

※「ネルソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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