今治平野(読み)いまばりへいや

日本大百科全書(ニッポニカ) 「今治平野」の意味・わかりやすい解説

今治平野
いまばりへいや

愛媛県北部、高縄半島の北から東にかけて広がる今治市域を中心にした平野越智平野(おちへいや)ともいう。高縄山地から北流する蒼社(そうじゃ)川、頓田(とんだ)川の沖積平野と北部の斎灘(いつきなだ)沿岸の海岸低地から成り立つ。沖積平野は低湿地が多いが開発は古く、弥生(やよい)前期遺跡、数多くの古墳、条里制地割り、伊予国府跡などがある。堀に海水を取り入れた今治城、今治市街地が平野の中心で、水田耕作のほか、織物タオル産業、造船業が盛ん。

[深石一夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「今治平野」の意味・わかりやすい解説

今治平野
いまばりへいや

越智平野」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android