仕似す(読み)シニス

デジタル大辞泉 「仕似す」の意味・読み・例文・類語

し‐に・す【仕似す/為似す】

[動サ下二]
似せて物事をする。まねる。
「かやうの万物の品々をよく―・せたらんは」〈花伝・六〉
先祖代々の家業を受け継ぐ。
譲り状にて家督請け取り、―・せおかれし商売」〈浮・永代蔵・四〉
仕事や商売を長年続けて得意信用がある。資産をつくる。
「親の時より次第に―・せたる見世にて」〈浮・織留・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android