何でも彼でも(読み)なんでもかでも

精選版 日本国語大辞典 「何でも彼でも」の意味・読み・例文・類語

なんでも【何でも】=彼(か)でも[=かんでも]

① どんなものでも、すべて。
洒落本通人の寐言(1782)上「芸者でも女郎でも、なんでもかでも十九文横町に、かしやかりのしまふたや、引うつるとまもなく銭金はできず」
事態他人意見にかかわらず、自分意志判断を通そうとする気持を表わす。どんなことがあっても。是が非でも。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「なんでもかでも、跡とりはおらが愚太さんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android