僧綱領(読み)ソウゴウエリ

デジタル大辞泉 「僧綱領」の意味・読み・例文・類語

そうごう‐えり〔ソウガウ‐〕【僧綱領】

後頭部が隠れるように、法衣ほうえ後ろ首三角形の板を用いて、えりを隠して着ること。また、その着方。そうごうくび。

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精選版 日本国語大辞典 「僧綱領」の意味・読み・例文・類語

そうごう‐くび ソウガウ‥【僧綱領】

〘名〙
老人衣服の着方。広襟を折らずに、三角形にして着ること。そうごう。
※宗五大草紙(1528)衣装の事「そうがうくびに物ををき候事、同朋・入道・年寄くるしからず、若人は尾籠也」

そうごう‐えり ソウガウ‥【僧綱領】

〘名〙 僧綱の位にある僧の法衣の着方。幅広の襟(えり)を折らずに立てたまま頭を隠すほどに着ること。また、そのような着方。そうごうくび。

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