六フッ化ウラン(読み)ろくフッかウラン(英語表記)uranium hexafluoride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六フッ化ウラン」の意味・わかりやすい解説

六フッ化ウラン
ろくフッかウラン
uranium hexafluoride

化学式 UF6ウランフッ素化合物常温では無色結晶だが,常圧下では昇華温度が 56.4℃と低い。加圧下では容易に液体となる(三重点:64℃,1.55気圧;臨界点:230℃,45.5気圧)。ウラン濃縮に六フッ化ウラン気体がよく用いられるため,国際原子力機関 IAEA保障措置の対象とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「六フッ化ウラン」の解説

六フッ化ウラン
ロクフッカウラン
uranium hexafluoride

[同義異語]フッ化ウランの【Ⅲ】

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android