十字亭三九(読み)じゅうじてい さんく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十字亭三九」の解説

十字亭三九 じゅうじてい-さんく

?-? 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
為永春水,十返舎一九にまなび,天保(てんぽう)4年(1833)2代一九を名のる。仙石騒動題材としたことへの咎(とが)めをおそれ失踪(しっそう)。上野(こうずけ)(群馬県)出身。姓は糸井。名は武。通称は鳳助。別号に登仙笑苫人,吾妻男一丁(2代),紀山人など。人情本に「谷中の月」,合巻(ごうかん)本に「本朝武王軍談」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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