南岳・南嶽(読み)なんがく

精選版 日本国語大辞典 「南岳・南嶽」の意味・読み・例文・類語

なん‐がく【南岳・南嶽】

[1] 南の方角にある山岳
懐風藻(751)扈従吉野宮〈紀男人〉「鳳蓋停南岳、追尋智与仁」
[2]
[一] 中国五岳一つ。衡(こう)山の異称
正法眼蔵(1231‐53)弁道話「ときに六祖に二位の神足ありき。南嶽の懐譲と青原の行思となり」

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