神足(読み)シンソク

デジタル大辞泉 「神足」の意味・読み・例文・類語

しん‐そく【神足】

優秀な弟子高弟。じんそく。
天竜は師の―なり」〈正法眼蔵行持

じん‐そく【神足】

神足通」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「神足」の意味・読み・例文・類語

しん‐そく【神足】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 優秀な弟子。高足(こうそく)。高弟。
    1. [初出の実例]「天龍は師の神足なり。倶胝は師の法孫なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持)
  3. 神の足跡
    1. [初出の実例]「天地大冥之時。日月星辰像現於虚空之代。神足履地」(出典:豊受皇太神宮御鎮座本記(1270‐85頃))
  4. じんそく(神足)

じん‐そく【神足】

  1. 〘 名詞 〙じんそくつう(神足通)」の略。
    1. [初出の実例]「六通自在の神足(シンソク)に魔軍莚のごとくまいて」(出典:浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)一)

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