土川元夫(読み)つちかわ もとお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土川元夫」の解説

土川元夫 つちかわ-もとお

1903-1974 昭和時代後期の経営者
明治36年6月20日生まれ。名古屋鉄道にはいり,昭和36年社長となる。日本モンキーセンター,明治村,名鉄バスターミナルの開設につくした。名古屋商工会議所会頭。昭和49年1月27日死去。70歳。東京出身。京都帝大卒。
格言など】森羅万象に勝つにはまず己に勝て(座右銘)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の土川元夫の言及

【明治村】より

…民間の文化財保存として日本屈指の事業である。第2次大戦後,明治建築の急速な破壊消滅を前に,建築家谷口吉郎が中部財界の指導者であった名古屋鉄道の土川元夫(1903‐74)と図り,1961年明治建築の保存活用を目的に準備委員会として発足した。翌年財団法人認可,入鹿池西側の当初50万m2の敷地に,63年西郷従道邸(重要文化財)移建着工を皮切りとして開村への準備が始まり,65年展示建築物15件で開館した。…

※「土川元夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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