地水火風空(読み)チスイカフウクウ

デジタル大辞泉 「地水火風空」の意味・読み・例文・類語

ち‐すい‐か‐ふう‐くう〔‐クワ‐〕【地水火風空】

仏語。地と水と火と風と空。万物を生成する五つ元素五大五輪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地水火風空」の意味・読み・例文・類語

ち‐すい‐か‐ふう‐くう ‥クヮ‥【地水火風空】

〘名〙 (「ぢすいかふうくう」とも) 仏語。地と水と火と風と空。密教四大とする地水火風無礙(むげ)(さわりないこと)を本質とする空(虚空空間)を加えて、物質構成の五つの要素とするもの。五大。五輪。
性霊集‐九(1079)高野建立初結界時啓白文「敬白十万諸仏〈略〉并此山中地水火風空諸鬼等」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android