塩谷処(読み)しおのや さだむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩谷処」の解説

塩谷処 しおのや-さだむ

1825-1890 幕末-明治時代の武士
文政8年生まれ。周防(すおう)(山口県)岩国藩士。広瀬淡窓(たんそう),奥野小山にまなび,藩校養老館教授となる。のち用人役として藩主吉川経幹(きっかわ-つねまさ)を補佐し,幕長戦争調停にあたる。戊辰(ぼしん)戦争には藩の日新隊をひきいて出陣。明治4年福岡県大参事。明治23年11月22日死去。66歳。通称は鼎助(ていすけ)。号は老田。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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