大和俗訓(読み)ヤマトゾックン

デジタル大辞泉 「大和俗訓」の意味・読み・例文・類語

やまとぞっくん〔やまとゾククン〕【大和俗訓】

江戸中期の教訓書。8巻。貝原益軒著。宝永5年(1708)刊。儒教道徳をもとに、特に婦女子対象とした実践倫理を説く。益軒十訓の一。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大和俗訓」の意味・読み・例文・類語

やまとぞっくん やまとゾククン【大和俗訓】

江戸中期の教訓書。八巻五冊。貝原益軒著。宝永五年(一七〇八)刊。為学・心術・衣服言語躬行・応接の各項に関し、儒教道徳をもとに実践倫理を平易に説いたもの。「益軒十訓」の一つで、広く流布した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android