婦女子(読み)フジョシ

精選版 日本国語大辞典 「婦女子」の意味・読み・例文・類語

ふじょ‐しフヂョ‥【婦女子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おんな。婦人。婦女。
    1. [初出の実例]「天資温恭、長(たけ)中人に不及、状貌婦女子のごとしといへども、事に臨て勇敢なる」(出典近世畸人伝(1790)四)
  3. おんなと子ども
    1. [初出の実例]「若し強盗の闖入に遇はば何を以てか能く之を禦(ふせ)がん、況んや婦女子のみなるをや」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一〇)
  4. 柔弱なもののたとえ。
    1. [初出の実例]「文化運動とは決して生やさしい婦女子的性質のものに属さないことを知るべきである」(出典:文化と政治(1941)〈津久井龍雄〉文化について)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む