デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大樋勘兵衛(3代)」の解説 大樋勘兵衛(3代) おおひ-かんべえ 1781-1856 江戸時代後期の陶工。天明元年生まれ。2代大樋勘兵衛の長男。大樋焼5代。加賀金沢藩主前田斉広(なりなが),斉泰(なりやす)につかえる。天保(てんぽう)3年将軍徳川家斉(いえなり)接待のため江戸藩邸で家斉臨席のもと天目茶碗(ちゃわん)などを製作した。作事奉行壁塗歩組をつとめ,陶器御用をかねた。安政3年2月21日死去。76歳。加賀(石川県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例