妙亀尼(読み)みょうきに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙亀尼」の解説

妙亀尼 みょうきに

?-? 伝説上の女性
謡曲隅田川」や伝説によれば,人買いにさらわれたわが子梅若丸の行方をたずねあるいたが,隅田川辺で1年前に死んだことを知る。今戸の総泉寺出家,門前の池に子の亡霊をみて貞元(じょうげん)2年(977)身をなげたという。東京都台東区橋場に妙亀塚がのこる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android