実験主義(読み)ジッケンシュギ

デジタル大辞泉 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

真理を具体的な経験でとらえようとする立場
デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定目的実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的態度がなければ意義をもたないとする説。実験的経験論。→インストルメンタリズム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

〘名〙 あらゆる知的活動を科学における実験と同じ型のものとして考える立場。プラグマティズム的な経験立場の一形態。特にデューイが代表的。実験論

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android