室谷賀親(読み)むろたに よしちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室谷賀親」の解説

室谷賀親 むろたに-よしちか

1826-1870 江戸時代後期の商人,歌人
文政9年6月3日生まれ。室谷賀世(よしつぐ)の次男。大坂堂島の豪商室谷家の10代目。兄賀弘の没後家業をつぐ。中村良臣(よしおみ)に国学をまなぶ。作歌にはげみ,また本草学,茶,禅にも通じた。明治3年10月24日死去。45歳。字(あざな)は公礼。通称は仁三郎,仁兵衛。号は麻蔭,麹堂。著作に「麻の狭衣」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android