尾崎翠(読み)おざき みどり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎翠」の解説

尾崎翠 おざき-みどり

1896-1971 大正-昭和時代前期の小説家
明治29年12月20日生まれ。日本女子大在学中の大正9年「新潮」に「無風帯から」を発表。翌年同大を中退し,文学専念。昭和8年「第七官界彷徨(ほうこう)」を出版し注目されたが,神経をやんで創作活動はとだえた。昭和46年7月8日死去。74歳。鳥取県出身。
格言など】第七官というのは,二つ以上の感覚がかさなってよびおこすこの哀感ではないか(「第七官界彷徨」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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