屈辱(読み)クツジョク

デジタル大辞泉 「屈辱」の意味・読み・例文・類語

くつ‐じょく【屈辱】

屈服させられて恥ずかしい思いをさせられること。はずかしめられて、面目を失うこと。「屈辱に耐える」「屈辱感」
[類語]恥辱ちじょく汚辱侮辱凌辱はずかし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「屈辱」の意味・読み・例文・類語

くつ‐じょく【屈辱】

〘名〙 おさえつけられて恥を受けること。はずかしめられて面目を失うこと。
※碧巖雷沢抄(1533)一「屈古人とは古人を屈辱(ジョク)する之義也」
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「貧乏の屈辱を存分に嘗め尽した木村は」 〔史記‐滑稽列伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「屈辱」の読み・字形・画数・意味

【屈辱】くつじよく

恥辱を受ける。〔史記、滑稽伝〕淳于(じゅんうこん)は~長(たけ)七尺に滿たず。滑稽多辯なり。數(しばしば)侯にし、未だ嘗(かつ)て屈辱せられず。

字通「屈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報