山口小静(読み)やまぐち こしず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口小静」の解説

山口小静 やまぐち-こしず

1900-1923 大正時代の社会運動家。
明治33年台湾生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大)在学中に山川菊栄(きくえ)の社会主義研究会にはいって活動し,退学処分となる。大正10年水曜会に参加。病気療養のため台湾にもどり,ロシア飢饉(ききん)救済運動をおこしたが,大正12年3月26日死去。24歳。別名は吉田梅子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android