山田穎太郎(読み)やまだ えいたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田穎太郎」の解説

山田穎太郎 やまだ-えいたろう

1850-1876 明治時代軍人
嘉永(かえい)3年生まれ。大村益次郎兵学をまなび,維新後,陸軍少佐となる。大阪鎮台,熊本鎮台に赴任したのち郷里の山口県萩(はぎ)にかえる。明治9年兄の前原一誠を長として萩の乱をおこしたが敗れ,同年12月3日処刑された。27歳。本姓は佐世。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例