岩井智海(読み)いわい ちかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩井智海」の解説

岩井智海 いわい-ちかい

1863-1942 明治-昭和時代前期の僧。
文久3年5月27日生まれ。浄土宗。知恩院大学林,上野音楽学校などでまなぶ。堺(さかい)の大阿弥陀経寺住職をへて大正15年知恩院執事長。昭和9年増上寺法主,知恩院門跡(もんぜき),浄土宗管長。昭和17年5月24日死去。80歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身旧姓は安河内。字(あざな)は鈴泉。号は旭蓮社願誉無涯底阿,一水。著作に「五重講説」「仏教音楽論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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