御名代（読み）ミナシロ

デジタル大辞泉「御名代」の意味・読み・例文・類語

名代なしろを敬っていう語。
「大后石之日売命おおきさきいはのひめのみことの―と為して、葛城郡を定め」〈記・下〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

〘名〙 (「み」は接頭語) 令制前、王族管理の部民。特定地域の居住民に、王族の名や、その居所にちなんだ名を冠したもの。それらは伴造に統轄されて上番し、あるいは物品を貢献した。孔王部、刑部(おさかべ)、藤原部など。なしろ。

※古事記（712）下「此の天皇の御世に、大后石之日売命の御名代(みなしろ)と為て、葛城部を定め」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...