手者(読み)テシャ

デジタル大辞泉 「手者」の意味・読み・例文・類語

て‐しゃ【手者】

武芸技芸などにすぐれた人。手利き達人
飯島のごとき―の処へ押入る狼藉ものだから」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手者」の意味・読み・例文・類語

て‐しゃ【手者】

〘名〙
① その道に熟達した人。達人。〔易林本節用集(1597)〕
※雲形本狂言・悪坊(室町末‐近世初)「御坊は中々手者(テシャ)と見えた」
文字を巧みに書く人。てかき。

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