挿間(読み)そうかん(英語表記)intercalate

翻訳|intercalate

岩石学辞典 「挿間」の解説

挿間

他の結晶の中に縞状に挾在する葉片状包有物をいう.この包有物は通常は結晶構造に関連して一定方向に配列する.正長石の中に斜長石が挿間しているペルト石やある種の鉱物では閃光(schiller)現象が見られる[渡辺編 : 1935].堆積岩では層理ラミナなどで他の地層との間に挟まれている場合に用いられる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android