デジタル大辞泉
「沮洳」の意味・読み・例文・類語
しょ‐じょ【×沮×洳】
1 土地が低くて水はけが悪く、いつもじめじめしていること。また、その土地。
「寺内の墓地は半ば水に浸されて―の地となり」〈鴎外・寿阿弥の手紙〉
2 牢獄。獄屋。
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しょ‐じょ【沮洳】
〘名〙
① 土地が低くて水はけがわるく、常にじめじめしていること。また、その土地。
湿地。
沮沢。そじょ。
※寿阿彌の手紙(1916)〈
森鴎外〉一七「寺内の墓地は半ば水に浸されて沮洳
(ショジョ)の地となり」 〔
詩経‐魏風・
葛屨〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「沮洳」の読み・字形・画数・意味
【沮洳】そじよ
下湿の地。沮洳場は牢獄。宋・文天祥〔正気の歌〕詩 嗟(かな)しい哉(かな)、沮洳の場 我が安樂の國と爲る 豈に他の繆巧(びうかう)らんや 陰陽も(そこな)ふこと能はず字通「沮」の項目を見る。
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