精選版 日本国語大辞典 「正気歌」の意味・読み・例文・類語
せいき‐の‐うた【正気歌】
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…しかし文天祥は宋王朝への忠節をまげず,在獄3年ののち82年(至元19)処刑された。81年獄中で作った長詩〈正気歌(せいきのうた)〉は,天地間の不変の気を宋に忠節をつくすみずからの姿と重ねて歌ったもので,藤田東湖,吉田松陰ら日本の幕末の勤皇の志士,忠君愛国の思想に少なからぬ影響を及ぼした。《文山全集》20巻があり,杜甫の詩の集句も作っている。…
※「正気歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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