洶涌(読み)キョウユウ

デジタル大辞泉 「洶涌」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ゆう【××涌/×洶湧】

[名](スル) 水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。
「得々たる感情が心の裏に―するのを制し兼ねた」〈菊池寛忠直卿行状記
[ト・タル][文][形動タリ]水が勢いよくわき出るさま。また、波が立ち騒ぐさま。きょうよう。
「独り早川渓声のみ―として枕に響けり」〈鉄腸雪中梅

きょう‐よう【××涌】

きょうゆう(洶涌)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洶涌」の読み・字形・画数・意味

【洶涌】きようよう

水勢がわき上がる。唐・李白当塗の趙炎少府の粉図山水歌〕詩 濤洶涌して、何(いづ)れの處にか向ふ 舟一たび去りて、歸年に

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