渓声(読み)ケイセイ

デジタル大辞泉 「渓声」の意味・読み・例文・類語

けい‐せい【渓声/×谿声】

谷川の音。渓流の音。
爾来じらい―のなお耳にあるを覚ゆ」〈会津・山中高歌〉
[類語]水音川音瀬音

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精選版 日本国語大辞典 「渓声」の意味・読み・例文・類語

けい‐せい【渓声・谿声】

  1. 〘 名詞 〙 谷川の流れの音。澗声(かんせい)
    1. [初出の実例]「露気風光流几上、渓声山色欄干」(出典:再昌草‐文亀二年(1502)五月二一日)
    2. [その他の文献]〔趙‐発剡中詩〕

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普及版 字通 「渓声」の読み・字形・画数・意味

【渓声】けいせい

谷川の音。宋・軾〔東林総長老に贈る〕詩 溪聲、(すなは)ち是れ廣長舌 山色、豈に淨身に非ざらん 夜來、四(かつ) 他日如何(いかん)か、人に擧示せん

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