浜艾(読み)ハマヨモギ

デジタル大辞泉 「浜艾」の意味・読み・例文・類語

はま‐よもぎ【浜×艾】

キク科多年草。河口付近に群生し、満潮時には海水につかる。高さ30~90センチ。葉は羽状に深く切れ込む。秋、小花を多数円錐状につける。近畿地方以西に分布。ふくど。

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精選版 日本国語大辞典 「浜艾」の意味・読み・例文・類語

はま‐よもぎ【浜艾】

〘名〙
① キク科の多年草。高さ六〇~九〇センチメートル。茎は上部でよく分枝する。葉は羽状に全裂し、裂片は細い線形。根生葉には長柄があり、茎葉基部は広く茎を抱く。秋、径二ミリメートル弱の頭花を多数大形の円錐花序につける。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
植物「ふくど」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「浜艾」の解説

浜艾 (ハマヨモギ)

学名Artemisia scoparia
植物。キク科の一~二年草,薬用植物

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