海洋開発データベース(読み)かいようかいはつデータベース(英語表記)ocean development data base

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海洋開発データベース」の意味・わかりやすい解説

海洋開発データベース
かいようかいはつデータベース
ocean development data base

海洋における波浪水温塩分・潮海流分布,熱水鉱床地震観測,地層構造など各種の観測システムを用いて得られた多様な海洋情報を,グローバルでシステマティックな観測データとして管理し,海洋開発に役立てる目的で構築する大規模データベース。膨大な観測集団間の合意を得るという課題はあるが,関連学会が主体となり,各種海洋観測データベースを作成する方法が考えられている。まだ,整ったデータベースはないが,人工衛星,海洋観測調査船,観測機器などが整備されつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android