深尾良夫(読み)ふかお よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深尾良夫」の解説

深尾良夫 ふかお-よしお

1943- 昭和後期-平成時代の地震学者。
昭和18年11月13日生まれ。昭和63年名大教授,平成5年母校東大の教授となり,同大地震研究所長。地震波により地球の内部構造をしらべ,上部マントル下部マントルとの境界に滞留するプレート(スタグナントスラブ)を発見した。7年学士院恩賜賞。16年独立行政法人海洋研究開発機構地球内部変動研究センター長。23年学士院会員。東京出身。著作に「地震・プレート・陸と海一地学入門」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android