混点(読み)コンテン

デジタル大辞泉 「混点」の意味・読み・例文・類語

こん‐てん【混点】

東洋画で、樹木枝葉の密生している状態を描く技法
俳句点式で、句のわきに引く1本縦線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「混点」の意味・読み・例文・類語

こん‐てん【混点】

〘名〙
① 東洋画で樹木や枝葉の密生しているさまを、楕円形の点を打って描く画法。小混点と大混点とがある。〔随筆山中人饒舌(1813)〕
俳諧の点式の一つ。句のわきに引いた単縦線一点に数える。

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