清歌(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「清歌」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【清歌】

すんだ声で歌うこと。また、その歌。
管弦伴奏なしに歌うこと。また、その歌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「清歌」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【清歌】

〘名〙
① きよらかな声で歌うこと。管弦の伴奏なしに歌うこと。また、その歌。
※本朝麗藻(1010か)上・花鳥春資貯〈大江通直〉「落蕊封来応万戸、清歌募得是千金」 〔曹植‐洛神賦〕
② 混じりけのない気持を表わすこと。
抒情詩(1897)独歩吟〈国木田独歩〉序「今や議会に在りてすら清歌高明なる自由の理想は見る能はずなりたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「清歌」の読み・字形・画数・意味

【清歌】せいか

清らかに歌う。唐・宋之問〔思ふ所有り〕詩 子王孫、樹の下(もと) 歌妙す、

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android