デジタル大辞泉
「異版」の意味・読み・例文・類語
い‐はん【異版/異板】
同一内容のものが別の版で印刷されていて、部分的に字句の相違のある出版物。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
異版
ある版の本文(句読点などを含む)と同一のものが別の出版社や印刷所から新たな版で出されたり,同一出版社から別の作製手段で新たに出されたりした場合,既出の版に対して新しい版を異版という.版という概念は,印刷機の発明により,同じ印刷物ができるようになった結果生まれた.版が異なれば異なった版になることは確かであるが,異版は,同一作品という条件のもとで異同を決める用語である.
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報