デジタル大辞泉
「百年河清を俟つ」の意味・読み・例文・類語
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ひゃくねん【百年】=河清(かせい)を[=黄河(こうが)の澄(す)むを]俟(ま)つ
常に濁っている
黄河の水の澄むのを
百年もかかって待つの意。いつまで待っていても
実現のあてのないことをいう。
河清を俟つ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
百年河清を俟つ
いくら待ってもむだであること。時間が経過しても根本的な解決につながらないことのたとえ。
[使用例] 下手をすると百年河清をまつというようなことにもなりかねない[中野好夫*傷はまだ癒えていない|1958]
[解説] 「河」は、黄河。黄土地帯を通過するこの大河は、黄土を含んで黄褐色に濁り、澄むことはありません。その黄河の水が澄むのを百年も待つの意。
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