盗心（読み）トウシン

デジタル大辞泉

とう‐しん〔タウ‐〕【盗心】

他人の物をぬすもうと思う心。ぬすみごころ。「盗心を起こす」

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

とう‐しん タウ‥【盗心】

〘名〙 他人の物をぬすもうと思うこころ。また、盗賊のような悪心。どろぼう根性。

※今昔（1120頃か）二九「隣に有ける盗心有ける者見て」 〔韓非子‐存韓〕

ぬすみ‐ごころ【盗心】

〘名〙 盗みをしようと思う心。とうしん。

※浮世草子・日本永代蔵（1688）二「はじめて盗(ヌスミ)心になって行に」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【盗心】とうしん

ぬすみ心。

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出典　平凡社「普及版 字通」