神言(読み)カムゴト

デジタル大辞泉 「神言」の意味・読み・例文・類語

かむ‐ごと【神言/語】

かみごと(神言)1」に同じ。
住吉すみのえいつはふりが―と行くとも来とも舟は早けむ」〈・四二四三〉

かみ‐ごと【神言/神語/神詞】

神のお告げ神託託宣
神または神事に関する語りごと。

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精選版 日本国語大辞典 「神言」の意味・読み・例文・類語

かん‐ごと【神言】

〘名〙 (古くは「かむごと」と表記)
① 神の告げることば。神託(しんたく)。託宣(たくせん)
書紀(720)欽明一六年二月(寛文版訓)「廼ち神語(カムコト)に託(つ)けて報(まう)して曰(まう)さく」
② (神のことばに起源すると信ぜられた)神聖なことば。一説に、神や神事についての語りごと。
続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰「日の本の倭の国は言玉の幸ふ国とぞ古語に流来れる神語(かむこと)に伝来れる」

かみ‐ごと【神言】

かむ‐ごと【神言】

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普及版 字通 「神言」の読み・字形・画数・意味

【神言】しんげん

お告げ。

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