デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉高道(初代)」の解説 稲葉高道(初代) いなば-こうどう 1778-1839 江戸時代後期の陶工。安永7年生まれ。代々農業をいとなむかたわら尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)で陶器をつくる。2代伊奈長三(ちょうざ)らとともに,轆轤(ろくろ)を使いはじめたという。名古屋藩の小納戸陶器御用をつとめ,文政年間に村方庄屋となり,新田をひらいた。天保(てんぽう)10年死去。62歳。通称は庄右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例